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跳び箱できない=隠れ発達障害?DCDかもしれないですよ。

 

次男が保育園の時から跳び箱と縄跳びが苦手で、特に跳び箱は卒園するまで、健常児みたいに4段できなくて、2段だけでした。当時は何となくどの人も苦手のものがあるという保育士やママ友と話していました。深刻に考えていませんでした。だって、ご飯食べる、元気で遊んでいる、話せる、ドライブで一回走った道でも完全に覚えてくれているし、この子頭がめっちゃいいじゃんと思った自分がいました。

しかし、現在振り返って見るとあの子はやっぱり発達段階でサインを出してくれていました。例えば、跳び箱できない。その時にもうちょっと次男の様子を観察すれば、もうちょっと本を読めばよかったかもしれないという後悔が今も残っています。この2,3年発達関連の本を読んでから分かったのは、発達障害は、多くの異なる症状を持つ子供たちに影響を及ぼす複雑な状態です。その中でも、跳び箱のような運動活動に苦しむ子供たちが多いことが研究によって示されています。

運動苦手な子供たちが発達障害の可能性を秘めているかもしれないことを認識し、早期発見がいかに重要かを考える時です。跳び箱や縄跳びの苦手さが、発達障害の兆候である可能性があることを認識し、早期のサポートと介入を提供することが、我が子の未来にとって非常に重要です。

跳び箱

発達障害と跳び箱の関連性

跳び箱は、体力、協調性、バランス感覚、空間認識などの様々な能力が必要な運動です。発達障害の子供たちは、これらの能力に課題を抱えることがあり、跳び箱のような運動に苦しむことがあります。特に、以下のような状況が考えられます:

  1. 空間認識の難しさ: 跳び箱では、正確な空間認識が必要です。発達障害の子供たちは、物体の位置や距離を正確に判断することが難しい場合があります。
  2. 協調性の不足: 跳び箱は身体の協調性が求められる運動です。発達障害の子供たちにとって、身体のパーツを連動させる難しさがあることがあります。
  3. バランス感覚の問題: 跳び箱ではバランス感覚が試されます。バランス感覚の発達が遅れる子供たちは、跳び箱を安全に行うのが難しいことがあります。

早期発見と早期療育の必要性


跳び箱の難しさが発達障害の手がかりとなることから、親や教育者は注意深く観察し、子供たちの運動能力に関する問題に早期に気付く必要があります。なぜなら、跳び箱の苦手さが単なる運動の問題にとどまらず、発達性協調運動障害(DCD)などの潜在的発達障害の兆候である場合もあるからです。

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早期発見が重要な理由は次の通りです:

  1. 早期介入: 早期発見によって、我が子に早期療育を提供できます。運動療育や他の適切な支援を受けることで、問題を軽減し、発達障害の影響を最小限に抑えることができます。
  2. 自己肯定感: 適切なサポートを受けることで、我が子は自己肯定感を高め、運動や他のスキルの向上を実感することができます。
  3. 学業への影響軽減: 運動能力の向上は学業にも良い影響を与える可能性があります。発達障害の子供たちが学業に集中できる環境を整えることができます。

跳び箱の難しさが、発達障害の兆候である可能性があることを認識し、早期発見と早期療育のサポートを提供することは、子供たちの未来に対する貴重な投資です。発達障害を軽視せず、我が子が健康で幸せな成長を遂げるための道を開く手助けとなります。