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発達障害の子供のセルフコントロール能力を育てる方法

 

我が家には男の子が2人います。長男は世間的に健常児と言えるでしょう。現在、全国でもトップクラスの高校に通っています。一方、次男はアスペルガー症候群のグレーゾーンに位置しています。母親としての私は2人を小さい頃から観察してきましたが、長男はセルフコントロール能力が強いため、勉強に集中できていると思っています。一方で、次男は頭は決して悪くないのですが、単調な勉強には集中しにくく、成績も平凡な部類にいます。

ところで、セルフコントロールは、感情の調整、社会的な相互作用、学業の成功など、多くの側面で役立つスキルです。最近では非認知能力いかに大事なのは研究結果でも証明されています。

次男の将来に向けてセルフコントロール能力を育てることが大切だと考え、できる限りのサポートを提供しようと思っています。

1. 環境の調整

セルフコントロールは、次男が安心感を持ち、刺激が適切に調整された環境で育つことから始まります。静かな場所、ルーチンの確立、予測可能な環境は、次男が感情を安定させ、セルフコントロールを向上させるのに役立ちます。実現するために、我が家では次男が勉強するときにできるだけ静かにし、私は隣に座り、本を読んだりして彼が集中できるように観察しています。

2. 感情認識の訓練

発達障害の子供には感情の認識が難しい場合があります。感情カード絵カードを使用して、感情を識別し、表現する練習をサポートしましょう。感情を言葉で表現できるようになると、自己コントロールが向上します。次男そこでまの症状ないから、カードとか使っていないが、思春期の真っ只中にいる次男が機嫌が良くない時には、私は彼にそっとしておきます。彼が勉強したくない時には無理にさせないようにしています。後で理由を教えてもらっています。

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3. 感情の受容と理解

感情は否定されず、受容されるべきです。次男に自分の感情を受け入れることを教え、感情が何を意味するのかを理解させることが大切です。感情を理解することで、より良いセルフコントロールを発展させる手助けになります。私はできる限り、次男の最大の理解者となるよう努力しています。絶対に次男の感情を否定せず、自分を落ち着かせ、その時その時の次男の感情の原因を探ります。次男には、必要なら逃げることができる環境を提供したいと思っています。

4. 刺激管理

発達障害の子供は、刺激に敏感な場合があります。刺激を管理するために、耳栓やヘッドフォンを提供し、騒音や過度の刺激から逃れられるようにしましょう。また、視覚的な刺激を減らすために整理整頓を助けることも役立ちます。次男は授業中に別のことに気を取られ、集中力が切れることがあるため、席を先生の視線の届く範囲に配置し、先生が名前を呼んで注意を授業に戻すような対策をしています。

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5. ポジティブな強化

次男が望ましい行動を取ったときには、ポジティブな強化を行いましょう。褒め言葉や報酬を通じて、望ましい行動を促進し、セルフコントロールを奨励します。例えば、公文の宿題を自主的にやる場合、その日に20分間大好きなゲームを楽しむことができるようにしています。

6. セルフコントロールの戦略の教育

セルフコントロールを向上させるために、戦略を教育します。時間管理、計画、目標設定、ストレス管理など、実用的なスキルを教え、日常生活に適用できるように支援しましょう。視覚認知力が高い次男に対して、ルーチンワークを絵で壁に掲示しており、本人が一目で理解できるようにしています。

7. 専門家の協力

最後に、専門家の支援を受けることも定期的に利用しています。心理療法やセラピーを通じて、セルフコントロール能力を向上させるための戦略を個別に相談させいていただいています。プロの力を借りるのもとっても大事なことです。

 

発達障害を持つ子供のセルフコントロール能力の育成は、継続的なプロセスです。愛情とサポートを提供し、次男の成長を長くまっています。次男のセルフコントロールを向上させることで、より健康的で幸福な生活を送る手助けになります。だって、せっかく生まれてきて、幸せにならなきゃあ。